先進的なリフォーム事業者表彰 経済産業大臣賞

WORKS施工実績

保育園の全面改修でRAKUE-Woodを導入いただきました(大阪市福島区)

教育施設

大阪市福島区のW保育園様の全面改修に際し、1階から3階までのすべての開口部にRAKUE-Woodを導入いただきました。

 

以前の開口部は古いアルミサッシでしたが、長年の使用で引き戸の可動部も劣化が進み、開閉も重くなっておりました。また、ところどころに生じた隙間からは隙間風が入りこんできたため、夏は冷房の冷気が隙間から逃げ、逆に冬には外の冷たい空気が室内に流入することで暖房の効率が悪くなるなど、デメリットが大変多い状況でした。

 

一方、既存アルミサッシに嵌めこまれたガラスは単板ガラスのため、そもそも断熱性能や遮熱性能はほぼ皆無であり、これもまた冷暖房効率の悪さに直結していました。

 

今回の改修にあたり、W保育園様からは、「サッシとガラスを最新のものにすることで冷暖房の効率を最大限にアップすること」、「木のぬくもりや質感を子供たちに体感させられるよう木製サッシを導入すること」をご希望点として挙げていただきました。

 

工期については保育園ならではの問題もありました。保育園自体は休園しないため、平日は施工が完全に不可となります。土曜日は子供たちが少人数ですが来園するため、施工エリアや施工時間は限定され、日曜日のみ制限なしでの施工が可能という状況でした。

 

これらの制約があるにも関わらず、1階から3階まで全30ヶ所の窓を1月~2月の土日のみでRAKUE-Woodに交換しなければならず、またちょうどコロナ感染の第6波が全国に蔓延している最中だったこともあり、普段以上に施工方法、施工手順、施工品質に気を付けなければいけないという大変な状況でした。

 

幸い、弊社が特許を有する発砲工法では、これらの難しい施工条件をクリアできるスペックを有しています。例えば、発砲工法施工時に発生する騒音は、ビス止め工法や溶接工法などのほかのカバー工法に比べ格段に静かなため、土曜日に来園している子供さんたちにもほとんど影響がありませんでした。

 

騒音だけではありません。発砲工法は火花など一切出さない工法ですので、溶接などで一番心配される火災の発生についても安心していただけますし、ウレタン吐出時やその後も異臭はないため子供さんや保育園の先生、保護者の皆様に対しても普段と変わらない過ごし方をしていただけるのが大変大きなメリットとなりました。

 

 

限られた時間の制約のなかで、また寒い冬期の施工のためそれなりの苦労はもちろんありましたが、アルミやステンレスの金属製品では決して味わえない、木ならではの柔らかく暖かい窓の外観が大変好評で、皆様に気に入っていただき我々も大変嬉しくなりました。

 

今回はまだまだ小さなお子さんのためにも、樹脂サッシのRAKUEではなく、木の質感溢れるRAKUE-Woodをご選択いただきました。

お客様のご希望に応じてお選びいただいた最適なサッシとガラスの組み合わせを、短期間に安全にまた確実に交換できるのが発砲工法の大きな強みです。