トイレの窓を断熱化したくてRAKUEに交換(大津市K様)
一般住宅
-
施工内容
大津市K様 RAKUEに交換して寒いトイレタイムを改善
-
日 付
2022年1月
-
加盟店様
BACホールディングス
寒さ対策で「アルミサッシから樹脂窓へ交換希望」のご相談
寒さが厳しくなってきた昨年12月、滋賀県大津市にお住まいのK様より窓交換についてのご相談をいただきました。
ネット情報で「窓を交換するだけで室内の断熱効果が格段にアップする」という記事を読まれたそうで、トイレや浴室の比較的小さな窓でも交換したら断熱効果が期待できるのか?との内容でした。
そこで、現在のトイレや浴室の窓はどんなタイプかをまずお聞きしたうえで、具体的にどんなことで困っているのか、窓交換でどういう結果をお求めなのか、などなるべく初歩的な内容からQ&A形式でやり取りさせていただきました。
毎年恒例「寒さで凍えるトイレタイム」を改善したい
K様がお住まいの滋賀県大津市は、天台宗総本山の延暦寺のある比叡山の東側に位置しています。K様宅はその比叡山の東山麓にあるため、冬期は寒さがとくに厳しいそうです。
居室はストーブやエアコンの暖房で暖まっているものの、トイレや浴室については断熱対策が長年まったく手つかずの状態で、これらの狭い空間では毎年冬になると凍えるような思いをされておられるとのこと。
やり取りして具体的に分かったのは、
・ 築40年以上のお住まいで一度も窓交換、ガラス交換をされたことがない。
・ 窓枠と障子は国内メーカーのアルミ製品、ガラスは網入りの単板ガラス
・ 上枠のツマミをつまんで室内側に倒す「内倒し窓」
・ 窓自体が古いため、窓の開け閉めに力が必要になってきて困っている。
などでした。
そこで弊社からのご提案は、
① 「アルミ製の窓+単板ガラス」の組み合わせは、熱の移動が最も激しい組み合わせなので、「樹脂窓+ペアガラス」の組み合わせがお勧め。ペアガラスはたくさん種類がありますが、高遮熱断熱ペアガラス(アルゴンガス入り)がもっとも効果が期待できます。
② 窓の種類を「縦すべり出し窓」への変更にお薦め。室内側にあるハンドルをクルクル回すと、窓が縦方向を軸に開閉します。力はほとんど要らないので開け閉めがラクになり、かつ、開く面積も大きくなるので、換気効果も従前の窓に比べて大いに期待できるようになります。
何度かのやり取りと見積もり提出を経て、K様は樹脂窓への交換をご決断されました。しかしながら、K様の予算の問題もありましたので、弊社からはK様が一番気にしておられたトイレの窓 1箇所をまずはお試しで交換されることをご提案させていただきました。
まずはトイレの窓交換でお試し工事
窓の大きさは横幅が約60cm、高さが約90cmとそんなに大きいわけではありません。施工担当はメインとサブの2名体制で準備を進めました。
お客様のご都合でお昼過ぎに現地入りし、室内にキズや汚れがないように念入りに養生、その後、既存の窓の撤去を経て新品の真っ白な樹脂窓への交換が完了しました。
施工前の準備と施工後の後片付け、最終チェックまで含めても約2時間程度。予定外のことがない限り、この大きさであれば、全体の所要時間はだいたいこれくらいです。この手軽さが発砲工法の売りのひとつでもあります。
断熱効果はこれからじっくり体感していただくとして、施工中にお客様がビックリされていたことがあります。
それは「音が静かになった!」ということ。
今までの薄い単板ガラスから、今度は2枚構造のペアガラスに交換したことと、あちこち隙間が生じていたアルミサッシから、気密性の高い樹脂窓に交換したため、施工完了前からもう外の音が室内に入り込まなくなったことにお客様が気付かれたのです。
お客様のご希望はまずは「冬でも暖かいトイレ」にすることでしたが、思いもよらぬ防音効果をまずは体感していただけました。